動物がかかる主な病気

猫の問題行動について

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犬の分野における問題行動は、専門医、または、専門に研究している方も多くいられるので、犬の問題行動について知識が豊富な犬の飼い主とお会いすることがあります。

実際、日々の診療においても問題行動について相談を受けるのは、犬の方が、猫よりも断然多いことも事実です。

では、猫は、いわゆる問題行動を起こさない生き物なのでしょうか?

猫の場合何が問題行動なのかを判断する際、猫が生活上、普通にとる行動であるにも関わらず、その行動が、飼い主側にとって迷惑(問題)となる行動かどうかを基準として判断しています。
また、結果的に猫自体にも害が及ぶような行動も併せて、問題行動として判定されています。

私自身、猫を飼っていますが、他の人から見れば、問題行動と思えることを許してしまっている事もあります。
実際、そのような飼い主の方が多いのではないかと考えていますが、それでも猫の問題行動についてご相談を受けることがあるのも事実です。

犬の問題行動と比べて最大の違いは、猫の問題行動は、実は、病気が原因で起こっていたり、問題行動について叱ることが、猫では逆効果となってしまう点です。

一般的に猫の問題行動として取り上げられることが多いのは、以下のようなものです。

  • トイレ以外での排泄
  • 飼い主の方を後ろから襲う
  • 不適切な場所での爪研ぎ
  • 転嫁行動
  • 過剰グルーミング


  • 猫の問題行動について、今後、何回かに分けて順次説明していきたいと思います。