猫の問題行動について先ず挙げられるのが、「トイレ以外の排泄」についてです。
これは、前提条件としてトイレが以前と同じ場所にあり、且つ、いつもこまめに掃除されているにも関わらず、「トイレ以外の排泄」している場合になりです。
この条件を満たせていない場合は、まず、トイレの世話をした上で様子をみましょう。
さて、問題行動である場合は、トイレの周囲環境の変化。例えば、模様替えをして落ち着いて用を足せなくなった。また、猫の習性として食べる場所と用を足す場所は離れているのが普通なので、トイレと餌のある場所が近くなっている。この様な場合は、猫が現在感じているストレスへの抗議行動と考えられます。
何をストレスと感じているのかを探し出すのは一苦労ですが、見つけられないと不適切な場所での排泄行為が続くこととなります。
また、病気の場合は、細菌、結晶(結石)、特発性(原因の判らないもの)による膀胱炎や未去勢猫での発情行動などが、考えられるので受診が必要になります。